top of page

ページをめくるしあわせの響き/フォーム返信

最近一気に漫画や小説を買いました。ちょっとずつ読み進めているのですが、どの作品も本当に面白いです。すごい……毎日しあわせ

つらつらとネタバレ込みの感想を綴っていきますのでご注意を。白文字です

まんが

○鬼滅の刃/呉峠呼世晴

もうこれとにかくめちゃくちゃ面白いですね。物語もそうだし、死を扱う話でテーマがすごく重いと思うのですが、その間に見え隠れする愛であったり友情であったりの人と人とのつながりというのがすばらしくて……漫画を読んで泣くことはめったにないんですが、八巻では泣きました。一周目よりも二周目のほうがボロ泣きしたなあ。煉獄さん……れんごくさん……単行本が八巻で止まっているこのタイミングも憎いです。私の時間は煉獄さんが亡くなってから動いていない……早く来て12月4日。推しという推しはおらず、いわゆる箱推しです。腐目線でも見れないなあ。すごく漫画として面白いので、出会えてよかったなあと思います。ただ私はどの漫画でもそうなんですけどキャラクターが動きで想像できないので(小説だと動くんですが)、戦いシーンの魅力を味わいきれていない感がありまして……アニメしないかなあ。こんなに人気だったらするんじゃないかと思うんですけどそれは甘い考えなのだろうか。してほしいです。動いている炭治郎たちを見たい。

○ワールドトリガー/葦原大介

今七巻まで読み進めましたがとにかくおもしろい……この漫画面白いぞ……次にどんな展開がくるのか想像がつかないのでワクワクします。ページをめくるのが怖いような、でも楽しみというか……今のところ推しは出水先輩かなあ。でもワールドトリガーはキャラクターがたくさんいて、どのキャラクターにも魅力が詰まっているのでまだまだ彼らたちを知らないような気がします。葦原先生ってきっととても頭が良い方なんだろうな……世界観の作り込まれ具合がすごいなあと思います。でも私の頭が残念なのでこの作品の面白さを最大限理解しているかといえばそうでもないような。賢くなりたい。何周もするしかないような。でもきっとこの作品は何周しても魅力が色褪せない物語なのだと思います。いきなり腐りきった話をして本当に申し訳ないのですが修くんがどう考えてもド受けで、遊真くんがどう考えてもド攻めなのでこれは組ませるしかないのでは!?と思うんですが修くんの受け具合やばくないです?こんなの総受けじゃんね

○あの娘にキスと白百合を/缶乃

唯一購読している百合漫画です。絵がかわいくて話もかわいくて好き……きゅんときます。だけどなぜか書店での取り扱いが少なくいつ探してもないので、通販って便利だなあと思いました

カラーイラストがとても美しくて……缶乃先生の画集ほしい あとお嬢様学園というか女子校だからこその関係性というのがひそやかでうつくしいです。この時期の女の子特有の危うい魅力というか……かわいい。キャラクターもみんな魅力的

どの子も好きなのですがやっぱり推しCPは黒沢さんと白峰さんですね。この漫画の話をできるお友達がいないのでほんとみんな読んで

小説

○魔女と金魚/中島桃果子

文章の表現がうつくしくて大好きです。図書館で借りたのですがあまりにも好きだったので買ってしまいました。アイスレモンティーの氷を太陽に透かしたときみたいなきらめきがイメージされるのですが、この本にはかわいいものやきらきらしたもの、それとスパイスとしてちょっとした苦みがブレンドされていると思います。味わっていると幸せな気分になる文章。物語も面白くて私は好きですが、構成という点では不満に思う方もいるかもしれません。でもなによりも文章表現がきらきらと輝いているので私はこの本が大好きです。こんな文章書けたらいいなあ。ハードカバーを買ったのですが装丁がとっても素敵なのもこの本の魅力のひとつです。帯も大きくてかわいい。写真を撮っておけばよかった

○春琴抄/谷崎潤一郎

なんというかぞくりとする色気のある文章でした……今思い返してもぞわぞわする。盲目の女主人とそれに仕える丁稚の話なのですが、春琴のために自らの両目を潰した佐助が……いや春琴のためというのは語弊があるかもしれない、佐助が光を失ったのは自分で決めたことであるし彼はそれを一切後悔などしなかったのだから……でもそれでもすごいなあと思います。こんな愛のかたちもあるんだなあと。すこし畏れました。谷崎潤一郎の本を読んだのは恥ずかしながらこれが初めてで、この本だけなのか彼の本はすべてそうなのかはわかりませんが句読点の位置が独特で最初は驚きましたが、慣れると不思議と読みやすかったです。どうしても小説は楽しむために読んでしまうので大衆小説ばかりに手を出してしまいますが、純文学にもすこしずつ触れていきたいなあ。

○落下する夕方/江國香織

不思議なお話でした。穏やかに柔らかく紡がれる、さらりと流れる小川のような文章でした。自分の中で上手く噛み砕けていないので、この本の魅力をまだ全ては知らないのだと思いますが、なんというか……私が今までに読んだどの恋愛小説とも違っていた。江國香織さんの本を読むのも恥ずかしながらこの本が初めてで、なんというかゆっくりと侵食されていくイメージが浮かびました。読み終わった後穏やかな充足感に包まれて、でも決してこの話を完全に理解しているわけではないんだなあ。もう一度ゆっくりと読みなおしたいです

ほかにもたくさん買ったしたくさん読んだのですがきりがないのでこのあたりで。

読書の秋ですが私はどの季節でも本を読んでいるのであんまり関係がないかもなあ……でも昨日はとても月が綺麗でした。美しい月が浮かぶ空のもとで本を読むのはなんだか自分に酔えていいですね

以下なんでもフォーム返信です!

2017.10.29 そな様

拙作を手に取っていただいてありがとうございます!もしかしてお取り置きいただいたそなさんでしょうか……と思いつつ人違いだったら申し訳ないのでこちらで失礼します。私が二人の結婚を描く上で伝えたいことをすべて読み取っていただけていて、感動しました。とてもうれしかったです。この物語は完成させるのがとても苦しかった話なのですが、そな様に少しでも面白い本だったなあと思っていただけたならその苦しみがあってよかったなあと思います。本当にありがとうございました!

2017.11.3 あお様

いつもメッセージありがとうございます!自分の作品でどなたかの心を動かすというのを目標に今までやってきていたのですが、涙を流していただけたと知って恐縮とともに本当にうれしいです……!この物語で一番気に入っているところが引子ママが結婚を許す流れなので、そこを書いていただけてうれしかったです。何度も読み返していただけているのも本当に感動しています……!いつもありがとうございます。

またセピアも読んでいただけたということで!あの作品には好きを詰め込んだのでそう言っていただけてよかったです。

出番にも出させていただこうかと思っております!友人との合同誌と、個人誌を一冊、出せれば二冊という感じです。もしご縁がありましたらよろしくお願いします。メッセージありがとうございました;;


特集記事
後でもう一度お試しください
記事が公開されると、ここに表示されます。
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page